痛みと身体図式、この2つの関係は幻肢痛へのミラーセラピーの効果を考えると結びつくものだけど、具体的にどのように結びついているかはわからない。
幻肢痛では、ない四肢があると感じるという幻肢という状態が身体図式の異常であることはまちがいない。また、ミラーセラピーでは、幻肢の運動意図と視覚フィードバックを一致させることにより、身体図式の修正、または再構築が行われている可能性が高い。
だけど、なぜ身体図式の異常が痛みにつながるかはわからない。幾つか仮説はたつけど、なかなか検証する方法が難しい。
ちなみに週1で、幻肢痛ではないがCRPSのtypeI疑いの患者さんへのミラーセラピーの介入を行っている。正直、効果は微妙であるが、長期的(半年くらい)にみると痛みは減少している。ただ、週一の介入で半年も続けてると、一体何が効いているかを知るのは困難だけど。
まあ、研究的介入であるのでじっくりと時間をかけて患者さんをみて、なにかヒントを得られればとのんびり構えています(^^
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